厚生労働省が進める働き方改革の一環で、スポーツ庁が令和5年度5月以降から学校の部活動改革を段階的に実施します。
教員の長時間勤務解消や負担軽減を目標に、休日の部活動を地域の民間スポーツ団体などの地域に委ねる「地域移行」を、2023～25年度の「改革集中期間」で進めることを掲げました。
これまでは、「専門的に指導できる教員がいない」、「塾や習い事と掛け持ちできるような柔軟な部活がない」、「教員の異動で顧問がいないため、廃部になった」、「部員不足で、大会に参加できない」などの問題が起こっていました。しかし今後は、自分のニーズに合った環境を選択して、参加することが出来ます。

厚生労働省が進める働き方改革の一環で、日本中学校体育連盟が地域スポーツ団体の2023年度からの全国中学校体育大会への参加を認めることを決定しました。
これまでは、全国中学校体育大会（全中）は、中学校体育連盟（学校の部活）に所属していないと、参加できませんでした。
そのため、校区の学校の部活動が人数不足の場合は、他校と合同チームを作るしかありませんでした。しかし今後は、校区の枠にとらわれずに、同じ志を持つ仲間が集まり、上の大会を目指して頑張ることもできるようになりました。